新型コロナ、中国本土で新たに11人感染確認 全て輸入症例

 

【新華社北京3月2日】中国国家衛生健康委員会は2日、31省自治区直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が1日、新たに11人確認されたと発表した。いずれも輸入症例で、内訳は四川省4人、広東省3人、天津市1人、上海市1人、河南省1人、陝西省1人となっている。死者と感染の疑いがある患者は新たに確認されなかった。新たな退院者は21人で、経過観察が解除された濃厚接触者は203人だった。

2日午前0時時点の中国本土の感染者数は200人で、重症者はいない。

輸入症例患者は現在171人で、重症者はいない。感染の疑いがある患者は1人だった。輸入症例の累計感染者数は5020人で、うち4849人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

1日に新たに確認された無症状感染者は6人(全て輸入症例)だった。同日に確定診断された無症状感染者は2人(全て輸入症例)、15人が経過観察を解除され、うち13人が輸入症例だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は243人で、うち輸入症例が240人となっている。

2日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は8万9923人で、退院者は8万5087人、死者は4636人となった。特定された濃厚接触者は累計97万9150人で、現在も4824人が経過観察を受けている。

香港マカオ台湾地区からの感染確認報告は累計1万2022人で、内訳は香港特別行政区が1万1019人(退院1万547人、死者200人)、マカオ特別行政区が48人(退院47人)、台湾地区が955人(退院919人、死者9人)だった。

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