新型コロナ、中国本土で新たに21人感染確認

【新華社北京4月9日】中国国家衛生健康委員会は9日、31省自治区直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が8日、新たに21人確認されたと発表した。内訳は本土症例8人(雲南省)と輸入症例13人(広東省4人、上海市3人、陝西省2人、北京市1人、山西省1人、福建省1人、湖南省1人)となっている。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は1人(上海市での輸入症例)増えた。新たな退院者は5人で、経過観察が解除された濃厚接触者は466人だった。

9日午前0時時点の中国本土の感染者数は279人で、うち重症者が3人となっている。

輸入症例患者は現在194人で、うち重症者が2人。感染の疑いがある患者は2人だった。輸入症例の累計感染者数は5397人で、うち5203人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

8日に新たに確認された無症状感染者は12人(全て輸入症例)だった。同日に確定診断された無症状感染者は1人(輸入症例)で、9人(全て輸入症例)が経過観察を解除された。現在、経過観察を受けている無症状感染者は293人(輸入症例268人)となっている。

9日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万386人で、退院者は8万5471人、死者は4636人となった。特定された濃厚接触者は累計99万5259人で、現在も7364人が経過観察を受けている。

香港マカオ台湾地区からの感染確認報告は累計1万2648人で、内訳は香港特別行政区が1万1549人(退院1万1174人、死者205人)、マカオ特別行政区が49人(退院48人)、台湾地区が1050人(退院1007人、死者10人)だった。

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