新型コロナ、中国本土で新たに12人感染確認 全て輸入症例

【新華社北京5月9日】中国国家衛生健康委員会は9日、31省自治区直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が8日、新たに12人確認されたと発表した。いずれも輸入症例で、内訳は上海市6人、広東省5人、寧夏回族自治区1人となっている。死者と感染の疑いがある患者は新たに確認されなかった。新たな退院者は12人で、経過観察が解除された濃厚接触者は832人だった。

9日午前0時時点の中国本土の感染者数は300人で、うち重症者が1人となっている。

輸入症例患者は現在275人で、うち重症者が1人。感染の疑いがある患者は1人だった。輸入症例の累計感染者数は5760人で、うち5485人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

8日に新たに確認された無症状感染者は10人(全て輸入症例)だった。同日に確定診断された感染者は1人(輸入症例)で、14人(全て輸入症例)が経過観察を解除された。現在、経過観察を受けている無症状感染者は308人(輸入症例301人)となっている。

9日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万758人で、退院者は8万5822人、死者は4636人となった。特定された濃厚接触者は累計101万948人で、現在も5214人が経過観察を受けている。

香港マカオ台湾地区からの感染確認報告は累計1万3038人で、内訳は香港特別行政区が1万1806人(退院1万1486人、死者210人)、マカオ特別行政区が49人(退院49人)、台湾地区が1183人(退院1082人、死者12人)だった。

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