新型コロナ、中国本土で新たに27人感染確認

【新華社北京5月31日】中国国家衛生健康委員会は31日、31省自治区直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が30日、新たに27人確認されたと発表した。内訳は本土症例20人(広東省)と輸入症例7人(広東省3人、上海市2人、福建省1人、河南省1人)となっている。死者と感染の疑いがある患者は新たに確認されなかった。新たな退院者は18人で、経過観察が解除された濃厚接触者は542人だった。

31日午前0時時点の中国本土の感染者数は328人で、うち重症者が6人となっている。

輸入症例患者は現在290人で、うち重症者が3人。感染の疑いがある患者は2人だった。輸入症例の累計感染者数は6051人で、うち5761人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

30日に新たに確認された無症状感染者は19人(広東省3人、輸入症例16人)。同日に確定診断された感染者は16人、経過観察が解除されたのは15人(うち輸入症例13人)だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は400人(うち輸入症例366人)となっている。

31日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万1099人で、退院者は8万6135人、死者は4636人となった。特定された濃厚接触者は累計102万4783人で、現在も7969人が経過観察を受けている。

香港マカオ台湾地区からの感染確認報告は累計2万48人で、内訳は香港特別行政区が1万1837人(退院1万1572人、死者210人)、マカオ特別行政区が51人(退院49人)、台湾地区が8160人(退院1133人、死者109人)だった。

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