新型コロナ、中国本土で新たに16人感染確認

【新華社北京6月9日】中国国家衛生健康委員会は9日、31省自治区直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が8日、新たに16人確認されたと発表した。内訳は本土症例8人(全て広東省)と輸入症例8人(北京市2人、上海市2人、四川省2人、福建省1人、広東省1人)となっている。死者は新たに確認されず、感染の疑いがある患者は11人(全て上海市での輸入症例)増えた。新たな退院者は12人で、経過観察が解除された濃厚接触者は604人だった。

9日午前0時時点の中国本土の感染者数は413人で、うち重症者が前日と同じ10人となっている。

輸入症例患者は現在288人で、うち重症者がいない。感染の疑いがある患者は11人だった。輸入症例の累計感染者数は6173人で、うち5885人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

8日に新たに確認された無症状感染者は9人(全て輸入症例)。同日に確定診断された感染者は2人(うち輸入症例1人)で、経過観察が解除されたのは18人(全て輸入症例)だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は361人(うち輸入症例338人)となっている。

9日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万1316人で、退院者は8万6267人、死者は4636人となった。特定された濃厚接触者は累計103万2227人で、現在も8987人が経過観察を受けている。

香港マカオ台湾地区からの感染確認報告は累計2万3613人で、内訳は香港特別行政区が1万1868人(退院1万1584人、死者210人)、マカオ特別行政区が51人(退院51人)、台湾地区が1万1694人(退院1133人、死者308人)だった。

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