【新華社北京８月１５日】中国国家衛生健康委員会は１５日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が１４日、新たに５３人確認されたと発表した。内訳は本土症例２４人（江蘇省１８人、河南省５人、湖南省１人）と輸入症例２９人（広東省１３人、上海市６人、天津市３人、山東省３人、雲南省３人、福建省１人）となっている。死者と感染の疑いがある患者は新たに確認されなかった。新たな退院者は３８人で、経過観察が解除された濃厚接触者は３９５９人だった。

１５日午前０時時点の中国本土の感染者数は１９２２人で、うち重症者が６４人となっている。

輸入症例患者は現在７３８人で、うち重症者が１０人。感染の疑いがある患者は１人だった。輸入症例の累計感染者数は７８７４人で、うち７１３６人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

１４日に新たに確認された無症状感染者は２９人で、内訳は本土症例７人（河南省）と輸入症例２２人だった。同日に確定診断された感染者は４人（輸入症例）で、経過観察が解除されたのは８人（うち輸入症例７人）だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は５０４人（うち輸入症例３９４人）となっている。

１５日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万４３７９人で、退院者は８万７８２１人、死者は４６３６人となった。特定された濃厚接触者は累計１１４万６６１１人で、現在も４万４３００人が経過観察を受けている。

香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計２万７９３８人で、内訳は香港特別行政区が１万２０３２人（退院１万１７４０人、死者２１２人）、マカオ特別行政区が６３人（退院５７人）、台湾地区が１万５８４３人（退院１万３１８４人、死者８２１人）だった。