今村奈津子:
今回が私にとって初めての中国訪問です。自分の目で中国という国そしてそこに住む人を見ることができ、自分にとって良い刺激を受けることができました。実際に中国の方と話してみて、自国の歴史や文化へ敬意と誇りを持っている方々だと思いました。近しい隣人として、穏やかに付き合っていければと望みます。
斎藤もも:
初めての北京 初めての成都。私の目には初めての景色ばかりで自分の世界が広がっていくような気がしました。その中でも私は中国との仕事をしたい!人民中国雑誌社の方々に憧れを抱きました。まだ日本のこともまともに知らないちっぽけな私たちがこれからの未来を背負うべきだと思い知りました。まだまだ未来は明るい。もっと中国を知りたいと思える旅でした。
中塚咲希:
多くの「繋がり」が生まれた1週間でした。日本・北京・成都ではたくさんの出会いに恵まれ、多くの人々との繋がりができました。また、様々な経験を通して自分の将来に繋がる目標ができました。そしてこの訪中旅行は未来の日中関係へ繋がっていることと思います。これらの繋がりをずっと大切にしていきたいです。最後になりますが、パンダ杯開催にあたりご尽力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
本間雅恵:
今回の旅行で何より感じたことは、人の出会いの尊さでした。今まで全く知らなかったもの同士がパンダ杯という一つのきっかけを通して集まり、出会ったひと。現地での交流の過程で出会ったひと。全く異なる環境で過ごした人たちが集い、交流し、一緒に何かを体験するからこそ得られたものが多かったように思います。今回得ることができたつながり、学びを今後にも繋げていきたいと思います。
宮地大輝:
中国は長い歴史・文化のある国であることを実感した。他の都市も独自の発展がありそうで中国全土に興味を持った。また、出会った人達との会話は楽しく、普段の日本人同士の会話となんら変わりがなく、国境で人種を区別する必要はないなと思った。
玉川直美:
杜甫草堂や武侯祠などの歴史的な場所の訪問では、中国文化の奥深さを感じ、経済的にも急成長していく中にあっても、悠久な歴史が息づいているように感じました。日本知識大会では、日本のことを学んでいる中国の学生たちに刺激をもらいました。人民中国社の賈さんが言っていた言葉がいまも心に残っています。それは、“善意”と“誠意”をもった眼で相手の国を見ていくこと。これからも、日中両国で、“善意”と“誠意”の眼で相手の国を見ていける人がさらに増えていってほしいです。
後藤翔:
2年前に一度中国に訪れていた私ですが、初めてだかけの訪中旅行で一週間一度も退屈しませんでした。訪中メンバーにも、現地のスタッフにも恵まれ、毎日が新鮮で刺激的でした。大学の食堂のご飯が美味しかったこと、夕日に照らされる頤和園の湖が美しかったこと、「変面」に魅了されたこと……挙げ出せばきりがありません。ぜひこの経験を私自身周りの人にきちんと伝えていきたいです。
井内英人:
中国全土から集まってきた大学生達による日本知識大会は、とても盛り上がり、日本人でも答えられないクイズに正解する姿に、彼らはやはりすごいなと感じました。成都のパンダ基地には、百頭以上のパンダが生息しているとのことで、その規模にとても驚きました。今、日本で注目されている上野動物園のシャンシャンも五歳頃には成都に戻ると聞き、パンダを通じての日中の繋がりを感じました。また、麻婆豆腐は絶品でした。辛い物好きの僕にとっては成都は最高の都市でした。
山本佳代:
中日平和友好条約締結40周年に当たる年に、このような素晴らしい賞を頂くことができ、大変光栄です。もうすぐ誕生する我が子に今回の作品を是非読ませたいと思います。そして16歳になったら、panda杯に参加し、中国に対する理解を深めてほしいと思います。私自身、今後とも中国に対する理解をより一層深め、中国と日本が互いに尊重し合える関係を築いていけるきっかけを発信していきたいと思います。ありがとうございました。
添田天駿:
人にはそれを抜きにして自分の夢を語れない決定的な「事」があるだと思う。私の場合、「四川大地震」だった。災害を直面する中、雄大な中国大陸で広がる人々の愛情が私の心に刻まれ、「東日本大震災」の放射能問題を見るにつけ、救済ロボットを開発したい夢を持つようになった。災害の前には、人々の愛情も、私の夢も、国境がない、と気づいた。このことを書かずに「わたしと中国」を語ることができないと思った。この作文が優秀賞に選んで頂けて望外の幸せです。ありがとうございました。