訪中の感想

   

  明瀬 良治

 18日午前中の北京展覧館ではたくさんの人が来場していてとても圧倒されました。その中でも驚いたことは中国の学生が中国の現状についてとても興味深く見ているのがとても印象的でした。日本では博物館というとたいていの人が関心を持たずに見て終わるっという傾向があるので、こういう点から経済発展につながっているのだなと感じました。

 午後の劉徳有先生の講演では、中国と日本がお互いに経済発展できるといいな、というようなことを仰っていて、その言葉が自分としては1番心に残りました。日本と中国で考えた時、日本だけが取り残され、中国だけが経済発展をし、日中で経済格差が生まれる事が一番不安でした。だから劉先生の講演を聞いて不安が解け、これからも日中の友好に何が必要なのかを考える事が出来ました。

 周恩来トウ穎超記念館では周恩来さんがどれだけ中国人の方に慕われる事を行って来たのかを学ぶ事ができ、今まで以上に周恩来さんの偉大さが理解で来ました。大学生との交流では短い中でも濃い時間を過ごすことができ、中国の食べ物や大学での生活を主に伺いました。天津の町並みは北京と少し違いヨーロッパをイメージさせるような町並みで、自分は一度住んで見たいと感じました。

 中国のさまざまな観光地には、中国の方がとても多く自国にとても興味を持っていることが改めて感じられました。その一つの南京城では、上から見る景色も良く、結婚式に必要な写真を取りに来る人などもいて、とても良い場所だと思いました。南京城の上の方には大きい大砲と小さな大砲も置いてあり、この南京城が作られた時代には、大砲が作れる技術があったことに関しても驚きました。

 私は南京大虐殺記念館の事をあまり理解していなかったので、今日記念館を訪れ、今までにあった出来事を鮮明に理解する事ができました。また、自分自身では南京大虐殺の事に関して、小学校や中学校で習ったほどだったので、実際に現地に訪れて南京大虐殺がどれほどのものだったのかを感じることができました。南京大虐殺では亡くなった方々のお墓で、遺骨を見て、なんとも言えない気分になりました。

 記念館の中では日本人の2人が、どちらが多く人を殺害できるかを競っている記事があり、この記事を見てとても驚きでした。自分と同じ日本人がこのような事をしていると思うと心が痛かったです。しかし、記念館のいたるところには日本人が来た形跡があり、謝罪を込めている部分もあり、その点においては日本人の誇りがあるのだと感じることもできました。このような事を踏まえて日中がどのように関係を気付いていくべきかを改めて考える事ができました。

 1021日の七宝古鎮では、中国の伝統的な食べ物を多く堪能する事ができ、今まで日本で食べて来た中華料理とは全く別の味がし、とても美味だと感じました。また、橋がかかっている場所では、川と街のライトがマッチして非常に美しかったです。

 1022日の森ビルでは、ビルの中に、上海の街を明確に模型で表現してあるところが印象的でした。その後の展望台では、試行錯誤されて作られた街がライトアップし、東京以上に美しい街が広がっているな感じました。外灘観光では、360度見回してもライトアップされている街並みがあり、幻想的な空間でした。

 1023日は日本に帰る事になりますが、ここで学んだ事やここで見た風景を忘れず日本に持ち帰り、たくさんの日本人にこの経験を発信していければなと思いました。



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