第1回上海協力機構（SCO）政党フォーラム（中共中央対外連絡部主催）が26日午前に深センで開幕し、宋涛中共中央対外連絡部長が基調演説を行った。中国共産党新聞網が伝えた。

宋氏は「重要な総合的地域組織であるSCOは発足から17年、影響力を拡大し、高め続けてきた。政党は国の発展の先駆者、道案内人であり、人類運命共同体の構築、さらに素晴らしい世界の共同建設において重要な政治的リーダーシップを発揮している。SCO政党間の交流強化はSCOの深い発展に対して重要な促進作用を果たすはずだ」と指摘。

「中国共産党はSCO各国政党と共に、今回のフォーラム開催を契機に、平等に接し合い、互いに見守り助け合い、苦楽を共にする『上海協力機構運命共同体』の構築を推進したい。各党が政治的共通認識を形成し、団結と協力を強固にすること、実務協力を推進し、利益の融合を深めること、人的・文化的絆を強め、民心の通じ合いを促進することを希望する」と表明した。

SCO加盟国、オブザーバー国、対話パートナーの18カ国・30余りの政党、国内外の代表200人近くがフォーラムに出席。「政党の知恵を結集し、上海精神を発揚し、人類運命共同体の構築を推進する」とのテーマをめぐり話し合った。（編集NA）

「人民網日本語版」2018年5月28日