6月1日、上海協力機構(SCO)第1回メディアサミットが北京で開催された。SCO各加盟国のニュース事務部門の責任者と110社余りの主要メディアの責任者がこのサミットに参加した。
習近平中国国家主席がサミットに祝賀メッセージを送った。全文は以下の通り:
SCO第1回メディアサミットの開幕に際して、謹んで熱烈な祝賀の意を表す。遠くから来た各国メディア界の友人たちを心から歓迎する。
今日の世界では社会の情報化が猛烈に進展し、メディアが各国人民の心の交流面でますます重要な役割を果たしている。1年前、私がSCO第1回メディアサミットの開催を提議したのは、SCOの人的・文化的分野の交流と協力を促進するためだ。今回のサミットがSCOの力の凝集に積極的な役割を果たすと信じる。
メディアはSCO加盟国が交流協力を展開し、民心の交流を促進する重要な懸け橋として、「上海精神」の発揚者、実務協力の開拓者、人民友好の伝播者になるよう努力しなければならない。中国はSCOの発展を断固支持し、各国と手を携えて前進し、より緊密な地域運命共同体を構築し、人類運命共同体の構築を推進することを希望する。
SCO第1回メディアサミットの成功を祈る。
今回のサミットは「上海精神を発揚し、メディア協力の新時代を切り開く」をテーマとし、「相互信頼、互恵、平等、協議、多様な文明を尊重し、共同発展を目指す」という「上海精神」を先導とすることに着目し、初心を忘れず、未来を切り開く。
第1回上海協力機構メディアサミットが6月1日に北京で行われた。中国共産党中央政治局委員、中国宣伝部部長の黄坤明さんが開幕式で基調講演を行った。(写真撮影=焦非)
SCOの発展の過程において、「上海精神」はすでに加盟国が共に奮闘するための思想的基礎と精神的な絆になっており、手を携えて運命共同体を共に構築するために進む道を照らしている。そのリードの下で、SCO各加盟国は全面的に各分野の協力を推進し、国際的・地域的事務において、積極的に建設的な作用を発揮し、相互尊重、公平正義、協力・ウインウインの新型国際関係の模範を打ち立て、SCOが広範な影響力を持つ総合的な地域組織となるよう推進している。(文=尹莉)
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