外交部、上海協力機構は共通認識を形成して試練に対処すべき

外交部(外務省)の陸慷報道官は21日の定例記者会見で、上海協力機構(SCO)加盟国が直面する共同の脅威と試練も増えており、上海協力機構は共通認識を形成し、共に努力してこうした試練に対処する必要があると指摘した。

【記者】SCO国家安全保障会議事務官会議が今週火曜日に北京で開かれる。中国側がSCOの枠組での安全保障協力をどう実施するか紹介していただきたい。

【陸報道官】周知のように現在国際情勢には深い変化が生じ、SCO加盟国が直面する共同の脅威と試練も増えており、上海協力機構は共通認識を形成し、共に努力してこうした試練に対処する必要がある。主要な試練として(1)地域の平和・安全・安定の維持(2)地域のテロ勢力の取締り、麻薬輸送・販売を含む国際犯罪の取締り――などが挙げられる。SCO加盟国拡大後初の国家安全保障会議事務官会議であり、われわれはSCOが加盟国拡大にともない、安全保障協力の潜在エネルギーを一層発揮し、一層の成果を挙げることを望み、また信じている。(編集NA

「人民網日本語版」2018522

 

 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850