【新華社青島6月11日】上海協力機構(SCO)加盟国指導者は10日、中国山東省青島市でSCO加盟国元首理事会会議を開催し、「上海協力機構加盟国元首理事会青島宣言」を発表した。加盟国は、あらゆる形式の保護貿易主義への反対を表明した。
宣言は、加盟国はグローバル経済ガバナンス体系の整備と経済・貿易や投資での協力の発展を支持するとした。加盟国は、世界貿易機関(WTO)が、国際貿易の議題を討論し、多角的貿易ルールを制定する重要なプラットフォームであると認識し、開放型の世界経済の共同構築を支持し、開放的で包摂的、透明な、無差別の、ルールを土台とした多角的貿易体制を強化し、WTOルールの権威性と有效性を守り、国際貿易関係の断片化とあらゆる形式の保護貿易主義に反対する。