『月曜から夜ふかし』の感想文

蘇州大学  

日本語を学んで色々な日本文化に触れ始めています。例えば、映画、アニメ、バラエティ、ドラマなどです。娯楽を通して日本の風俗文化を学んで理解することも良い方法です。その中で私が一番好きな番組は『月曜から夜ふかし』です。この番組は村上信五とマツコ・デラックスが共演するプログラムで、社会で様々な話題の出来事を色々な角度から解読するプログラムです。  

この番組は日本の文化を知り、日本の風土の人情を理解する人が見て学ぶのに適していると思います。なぜかというと、この番組が最も現実的な日本を見せてくれるからです。この番組の最大のポイントは、日本の普通の人の日常生活を映し出していることだと思います。普通の人の生活には悩みもあれば、楽しみもあります。番組で見せていただいた様々な人生に収獲もたくさんあります。困難に直面している人もたくさんいますが、彼らは楽観的で、自分を諦めず、苦境の中でも前向きに進んでいます。どんな困難があっても続けなければならないと思います。私は番組から多くの本でなかった面白い知識を学びました。たとえば、私達が普段の勉強で出会った同じ文字が続く場合に簡略の為に使われる、この呼び名をノマですカタカのノとマをつなぎ合わせたように見えるのです。この番組で一番印象に残ったのは沖縄の特別な文化風俗についてです。特にお墓事情です。日本のほとんどの地域の墓地は、都市内の辺鄙な場所に空き地を探して、ぴったりと整然と並んでいます。でも、沖縄のお墓は違います。沖縄県の墓地は超ビッグサイズです。普通の墓地でも6(10)くらいはあります。これは沖縄の一部の地域では、昔の琉球の風葬文化が残っていて、遺体をそのまま棺に入れて、それから棺を墓に入れるのですから、墓の面積が大きいのは当然です。そして最大の特徴はお墓の前の宴です。これを沖縄では「シーミー」といいます。毎年4月、他の日本人が桜を見ている間、沖縄の人は先祖の墓前で食事をし、家族の楽しさをアピールして子孫繁栄を報告し、安心させています。この特殊な慣習によって、墓は沖縄人の心の中で恐怖の代名詞ではなく、喜びと幸福に満ちた場所となります。ここの子供たちもほとんど影響を受けず、お墓に恐怖心を感じず、友達と一緒に遊んでいます。これもまた、死に対するもう一つの教育なのかもしれません。 

この番組は私にたくさんの楽しみと感働を与えてくれて、たくさんの特別な知識を知って、いろいろな日本の姿を見ることができます。これからも『月曜から夜ふかし』番組を応援していきます。 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850