宮沢賢治が書いた童話『注文の多い料理店』を授業で読んだ。二人の紳士が森で狩猟していて、山奥で立派な料理店を見つけた。美味しい料理を食べるつもりだったが、自分が化物の食べ物になりそになった。
初めて、このタイトルを見て、注文の多い料理店というのはこの店の料理が多く、麵類だの、スープだの、いろいろな料理が置いているものと思った。実は、これはたくさんの要求が多いという意味だった。二人の紳士もこのような勘違いを犯した。いちいちしつこい要求を見ても、全大人物が料理店に来ているためと思ったのである。ようやく最後になって、罠にかかったことに気が付いた。宮沢賢治はまさに天才だ。最初から、読者と文字ゲームをした。全文を読んでから、タイトルの二重性と意味に気がづいた。宮沢賢治は怪しい雰囲気を描いて、荒唐無稽の物語を通じて、深い意味を伝えたがったのだろう。
人間はいつも食物連鎖のトップに立って、動物を食べたり、殺すことを当たり前のことだと思っている。立場を逆に変えて考えてみると、化物の動物が人間を料理にしたとしたら、食べられる方はとても怖いだろう。こうして、人間の命だけでなく、全ての生物の命の大切さに気が付かされる。
実は、人間は動物としっかり繋がっている。動物を守ることこそ、人間自分自身を守ることになるのだ。近年では、かつては山や森に住んでいた蜂が都市部までやってきた。昔に比べて、自然が少なくなっているからだ。都会で飛んでいる蜂が、人間を刺すことがある。日本では、蜂に刺されて毎年何十人もの死者が出ている。人間が動物を守らないから、動物は人間を害するようになるのだろう。
実際に、動物だけでなく、人間が住んでいる環境を守らなければ、より大きいな害をもたらす。動物を守ることはあくまでも、環境問題だと思う。
木を切って、水を無駄に使って、ごみをむやみに捨て、人間はわがままで、豊かな生活を送ってきた。それで、木を切ったあげく、土は洪水に対する抵抗力がなくなり、水害をもたらすようになった。
日本は、ゴミの処理方法においては、世界でも学ぶべき模範となっている。いま、中国では、ごみに対して意識が上がってきて、分別収集が盛んになりつつある。必要な経済活動や消費活動から出てくる廃棄物は、徹底的にリサイクルして、廃棄物の減量や資源の有効利用に努めることが問われている。私たちは身近なことから、環境問題に関心を持ち、動物を守って、環境を守るように努力しなければならない。そのために、中国ではリサイクル社会の構築を目指し、新たな取り組みが始まったばかりだ。そして、私はみんなに環境問題に関心を持つように、ごみを分別するように呼びかけたい。