新疆ウルムチ市とベルリン ビデオ交流会開催

 

ビデオ交流会の様子

 

中国在ドイツ大使館と新疆ウイグル自治区政府の共催で、「新疆は良いところ」をテーマにしたビデオ交流会が新疆ウイグル自治区のウルムチ市とドイツの首都ベルリンの2都市をオンラインでつないで行われました。

 

ユスプジャンヤシンジャンさん

 

交流会で、新疆クズルスキルギス自治州アクト県出身の出稼ぎ労働者、ユスプジャンヤシンジャンさんは、「私たちは会社と契約を結んでいて、各種権益が法律によって守られている。また、会社からは社員寮が無料で提供され、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、湯沸し器、ウォーターサーバー、ソファーなどがそろっていて、自宅よりも快適だ」と話していました。

 

ズルピヤヤシンさん

 

また、新疆のアクス地区クチャ市にある職業技能研修センターの卒業生、ズルピヤヤシンさんは、自身が勉強を通じて過激思想から脱出し、村の幹部になって人々に奉仕していることを紹介し、「私は標準語の基礎が良くできているし、コンピュータも操作でき、性格が明るく、歌も踊りも上手なので、村民たちに薦められて村の委員会の委員になった。村民たちの生活を精神面でも豊かにしようと、普段は文化スポーツイベントをよく行っている。皆さんの笑顔を見てとても満足している」と述べました。

新疆ウイグル自治区の責任者はドイツ側の質問に答え、統計データや実例を挙げて、新疆の人権と宗教信仰の自由の保障について紹介しました。

これに対し、ドイツ中国経済教育文化協会のバーンエインマイヤー会長は、「ドイツ各界の人々のほとんどが新疆を訪れたことがなく、その人々にとって、西側メディアが新疆を知るための唯一の情報源である」とし、新疆を訪れた人から聞く新疆と西側メディアの報道との差異を指摘しました。そのうえで、「本当の新疆に関する声が聞けるこのような交流会はとてもありがたい」と述べました。

 

中国国際放送局 日本語版より 2021523

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