中央政府の新疆環境保護への財政拠出、今年は既に13億元弱

【新華社ウルムチ9月14日】中国は今年以降、新疆ウイグル自治区の水大気土壌汚染対策と農村環境整備などに特別財政資金として12億8200万元(1元=約17円)を拠出した。

同自治区新聞(報道)弁公室がこのほど開いた記者会見で、生態環境庁の温玉彪(おんぎょくひょう)報道官は、中央政府が今年以降に新疆に投入した大気汚染対策特別資金8億5100万元が、重点地域の環境や大気の質の改善に大いに役立ったと説明した。

特別財政資金には、土壌汚染対策特別資金6300万元、水汚染対策特別資金2億9100万元も含まれている。

中央政府は第13次5カ年規画(2016~20年)期間中、新疆の汚染対策や農村環境整備などに特別資金17億7800万元を拠出した。資金による支援を強化するとともに、科学技術による支援や人材チームの育成と交流にも注力し、同自治区の各種生態環境保護事業を支援した。

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