新疆関連問題会見、事実と真相でデマを喝破

新疆ウイグル自治区人民政府は北京市で11日、新疆関連問題会見を開いた。新疆の市民代表がオンラインで出席し、自らの経験を語り、西側反中勢力の新疆関連の謬論を退けた。

 (一)

新疆ウイグル自治区人民政府の徐貴相報道官は会見で、「米国及び西側の反中勢力による、いわゆる『新疆には大規模な人権侵害が存在する』という非難はいずれも、不確かな情報、一方的な言い分への盲信、意図的な詐術の上に成り立っている。事実も根拠もまったくなく、まったく検証に耐えない」と述べた。

在中国米国大使館は今年1月にSNSアカウントで、「中国政府は持続的に新疆でイスラム教を抑圧しており、エイティガールモスクの100年以上の歴史を持つ美しい扁額が失われた」と称した。新疆イスラム教協会副会長、カシュガル市エイティガールモスク指導者(イマーム)の麦麦提居馬氏はオンラインで出席し、現場からこの扁額の状況を紹介した。

動画を見ると、この扁額はカシュガル市エイティガールモスクの本堂の外壁に掛けられている。麦麦提居馬氏によると、この扁額は1982年に作られ、使用開始された。長時間屋外に出ていたため、風と日光にさらされ、経文の内容が読みにくくなり、破損が生じた。文物保護の要求に基づき、カシュガル市エイティガールモスク民主管理組織は2017年にイスラム教界及び信仰者の意見を募った上で修復を行い、経文を書き直し、扁額の塗り直しを行った。修復完了後はより良く保護するため、モスクの門の上からひさしのある本堂の外壁に移された。

 (二)

新疆の綿花産業に「強制労働」は存在するのだろうか。米国及び西側の反中勢力が新疆に「強制労働」が存在するとし謂われなく新疆の綿花業界に制裁を行っていることについて、アクス地区新和県の綿花農家の艾買爾斯馬依氏がオンラインで出席し、新疆の綿花収穫状況を紹介した。

「後ろに広がる綿花は私のもので、花が大きく開き実に美しい」艾買爾斯馬依氏によると、機械化収穫によりコストを大幅に削減し、面積600ムー余りの綿花を1日ですべて収穫できるようになった。

「私は綿花によって幸せな生活を送っている。今や綿花を栽培するだけでなく、牛と羊を飼っている」艾買爾斯馬依氏は合作社の設立に向け準備を進めており、自身の農業技術により村人全体の所得増をけん引しようとしている。

 (三)

新疆ホータン地区の女性代表5人は会見において、法に基づく女性の政治的権利の保障、法に基づく女性の生育の権利の保障、女性の健康の権益の着実な保障、法に基づく女性の教育を受ける権利の保障、法に基づく女性の平等な就業の権利の保障などに関する自身の経験を語った。「新疆で少数民族の女性の権益が大きく侵害されている」といった嘘を退けた。

徐氏は、「新疆の女性の権益保障活動の持続的な強化に伴い、各民族女性の発展環境が持続的に改善され、教育水準が大幅に向上し、結婚家庭及び財産の権利を守る意識が大幅に強化され、民生福祉が着実に向上していることは事実によって証明されている。より多くの女性が新疆の経済社会建設に積極的に加わっている。まさに天の半分を支える存在だ」と述べた。

 (四)

新疆は中国のテロ対策及び脱過激化闘争の主戦場だ。1990年から2016年末にかけて、新疆では数千件のテロ活動が発生し、多くの罪なき人員の死傷と財産の損失が生じた。会見が始まる前、国内外の記者が新疆のテロ対策及び脱過激化闘争テーマ展を見学した。

解説員によると、新疆は脱過激化活動の展開により、テロリズムや宗教的過激主義を生む土壌と条件を最大限に取り除き、公民の基本的な権利を侵害から最大限に守った。新疆では現在、4年以上に渡りテロ事件が発生しておらず、社会の治安状況が大幅に好転している。新疆各民族人民が安居楽業し、市民の達成感幸福感安心感が大きくなっている。

 

中国網日本語版(チャイナネット)20211012

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