新疆の労働者、事実によって「強制労働」の嘘を否定

 

新疆ウイグル自治区は13日、「強制労働」に反論する特別会見を開いた。各業界の労働者が自発的な労働、自主的な職業選択、自由な創業のエピソードを語り、事実によって新疆の「強制労働」という嘘に反撃した。

艾力克木江艾来提さんは新疆ウイグル自治区バインゴリンモンゴル自治州尉犁県古勒巴格郷の出身で、2019年に合肥工業大学を卒業した。卒業後は現地のベンチャー企業で勤務した。年越しで帰省すると、日増しに年老いる両親と日進月歩の故郷を目にし、自らUターンし働くことを選択した。

艾力克木江さんは昨年3月、尉犁県兄弟養殖農民合作社で働いた。合作社が5月に電子商取引(EC)事業を拡大すると、艾力克木江さんはネット通販部のマネージャーに任命された。仕事により良く対応するため、彼は牛と羊の飼育技術、会計、ECの知識を独学で学び、今年はさらに会計士の資格を取得した。

「畜産農家が嬉しそうに私から現金を受け取り、取引先から満足したとの報告を受けると、私は元気があふれ達成感を得る」艾力克木江さんは、労働によって幸福な生活を手にし、自己価値も実現できると考えている。

哈麗丹伊不拉音さんは五江天山温泉国際リゾートタウンのフロントリーダーだ。彼女は2018年に友人の紹介で就職した。「最初はレジ打ちで、多くの設備を使えなかった。そこで同僚につきパソコンの操作方法、領収証の印刷などの業務を学び、徐々にさまざまな宿泊客をもてなすテクニックを把握した。今や私はフロントリーダーだ」

哈麗丹さんの夫はレストランでバーベキューを作る料理人だ。夫婦の月給は8000元以上。4歳の娘は阜康市幼稚園に無料で通っている。

哈麗丹さんは、「知識は運命を変え、勤労は富を創る。自己を高め続けることで、私は自分が好きな仕事を選んだ。身近の多くの親戚と友人も技能学習を続け、満足できる仕事を見つけた。中には創業の夢を叶えた人もいる」と述べた。

「大芸哥」(大芸のお兄さん、「大芸」は生薬の一種)と呼ばれる熱西提馬木提さんは、トルファン市高昌区恰特喀勒郷の出身で、現在はトルファン市民盈薬材栽培農民専業合作社ならびに大芸生産拠点の責任者だ。

「以前は綿花やブドウを栽培していた。現地の土地のアルカリ性が高く、水不足も加わり農作物が上手く育たず、稼ぎが悪かった」熱西堤さんは家族の生活を改善するため模索を続けた。2013年になると奎屯市の大芸栽培農家、依明艾比布さんと出会った。

熱西堤さんは大芸が日照りとアルカリ性土壌に強く、現地での栽培に適していることに気づいた。熱西堤さんは村委員会のサポートを受け、奎屯で大芸栽培技術を学んだ。2015年には自ら創業し、知人や友人と共に500ムーの荒れ地で梭梭保安林を作り、大芸を栽培した。熱西堤さんは大芸の栽培により、2018年に70万元稼ぎ、有名な「大芸哥」になった。

熱西堤さんは村人と技術を共有し、全体での富の創出をけん引したばかりか、村人を大芸加工工場に雇った。優秀な人は毎月5000元ほどの収入を手にしている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」20211214

 

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