新疆問題に客観的な姿勢を示す=カザフスタン大統領

 

外交部の華春瑩報道官は10日の記者会見で、「カザフスタンのカシムジョマルトトカエフ大統領が新疆問題について客観的で公正な姿勢を示した。トカエフ大統領の意思表明は、一部国家の事実とは異なる言葉への反論だ」と述べました。

報道によれば、カザフスタンのトカエフ大統領はこのほど、新疆問題について「新疆で暮らしているのは中国国民だ。一部の国際人権組織が提供した情報は事実とは異なり、カザフ族に関する問題を故意に煽り立てる意図がある」と述べた上で、「中国のカザフ族は、まずは中国の国民で、新疆で起きたことは中国の内政だ」との考えを示しました。

華報道官はこの発言について「トカエフ大統領の新疆問題についての意思表明は、両国の伝統的友好とレベルの高い相互信頼を示しただけでなく、一部国家の事実と異なる言い方への反駁だ。人の心の中には公正な道理というものが存在する。一部国家が新疆問題を大いに煽り立てても、事実とは全く背反している。卑劣な企ては思い通りにならない」と述べました。CRI ヒガシ)

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