「一帯一路」提唱が打ち出されて5年あまりで、理念は行動に、ビジョンは現実に変わり、「一帯一路」の友達の輪は広がり続けている。世界の経済成長の原動力が不足し、一国主義と反グローバリゼーションの思潮が台頭する中、国際社会はより公平かつ効果的で、歴史の発展の流れに合ったグローバルガバナンスのプランに期待している。

先日開かれた2019年ドバイ投資年次総会に特別に設けられた「一帯一路」テーマフォーラムは各界から注目を集めた。国連貿易開発会議のムクヒサ・キトゥイ事務局長は主旨演説を行い、「一帯一路」提唱の複雑な国際情勢下における積極的な役割の発揮に期待すると示した。

ムクヒサ・キトゥ氏は以下のように述べた。「一帯一路」提唱は数少ない継続的に注目を集め、投資を推進し、相互接続を実現する国際努力の1つである。保護貿易主義が台頭する中、「一帯一路」提唱は交流の架け橋の構築に力を入れている。この提唱は非常に重要な世界規模の措置であり、歴史的な意味も大きいと思う。

第2回「一帯一路」国際協力ハイレベルフォーラムがまもなく開かれ、国連と世界貿易機関が共同設立した国際貿易センターのアランチャ・ゴンザレス事務局長は、相互信頼、協力の強化は当今の世界情勢において並 たいていのことではないが、難題を解決する重要な手段だと話した。

アランチャ・ゴンザレス氏は以下のように述べた。第1回「一帯一路」国際協力ハイレベルフォーラムは各方面が直面する試練、特にインフラ面の需要に着目した。今回のフォーラムは合理的な目標と戦略を制定し、その効果を上げることが重点になるだろう。

中小企業の発展の推進に力を入れる国際機関として、ゴンザレス氏は、国際貿易センターは「一帯一路」プロジェクトが全ての企業に与える同等のチャンスに注目するが、「一帯一路」提唱は共同発展を最もよく表していると話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年4月26日