<APECサミット>習主席、APEC商工業界リーダーサミットで基調演説

習近平国家主席は19日北京で、テレビ会議の形で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)商工業界リーダーサミットに出席し、「新たな発展構造を構築し、互恵ウィンウィンを実現する」と題する基調講演を行いました。その中で、「世界は不可分の運命共同体であり、感染症対策の国際協力を全面的に深化させ、世界経済の回復を推進せねばならない。中国は新たな発展の枠組みを積極的に構築し、対外開放を堅持し、世界各国と互恵ウィンウィンを実現し、アジア太平洋と世界のより美しい未来を共に創っていく」と強調しました。

習主席は「新型コロナウイルスの発生は、人類の運命は苦楽を共にし、各国の利益は緊密につながっており、世界は不可分の運命共同体であることを改めて示した。各国は互いに助け合い、同じ舟で困難を乗り越え、パートナー精神を発揚し、政策の意思疎通と協調を緊密にし、感染症対策の国際協力を全面的に深化させ、開放型世界経済の建設を堅持し、感染症に早期に打ち勝つよう努力し、世界経済の力強い、持続可能でバランスの取れた包摂的な成長の実現に努めていくべきだ」と指摘しました。

また、習主席は「中国の経済発展の安定の中で好転し、長期的に好転するファンダメンタルズは変わっていない。われわれは新たな発展段階を科学的に把握し、新たな発展理念を断固として貫徹し、新たな発展の枠組みを積極的に構築していく」と強調しました。

さらに習主席は、「アジア太平洋はわれわれの共同の故郷である。昨年、私は開放包容、革新成長、相互連携、協力ウィンウィンのアジア太平洋運命共同体の構築を提起した。われわれは運命共同体意識を深め、地域経済統合を持続的に推進し、ビジョンを一歩一歩現実に変え、アジア太平洋地域の人民に幸福をもたらしていくべきだ」と指摘しました。(CRI日本語/雲、浅野)

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