<春風習習>振り返る習総書記の教育への思い

 

 

中国共産党中央委員会総書記に就任して以来、習近平総書記は幾度もキャンパスや教室に赴き、教師や学生たちと膝を突き合わせて話し合ってきました。習総書記は教育に関して、「百年の大計は教育が基礎となる。教育の大計は、教師が基本となる」と示しています。この言葉から分かるように、習総書記の心の中では、教育は常に発展を優先する戦略的位置に置かれています。36回目の「教師の日」を前に、習総書記の教育に関する言葉や思いを振り返ります。

2014年の「教師の日」を前に、習総書記は北京師範大学を視察し、教師の職業の重要性を強調しました。その際に習総書記は、「教師という職業が重要なのは、教師の仕事は魂を形作り、命を形作り、人を形作る仕事であるからだ。良い教師は理想と信念を持ち、道徳的情操を持ち、基礎がしっかりとした学識を持ち、仁愛の心を持たなければならない」と強調しました。

また、習総書記は一貫して教育の公平性に高い関心を寄せています。2016年に母校に戻った際の座談会で習総書記は、「教育の公平は社会の公平の重要な基礎である。教育発展の成果がより多く、より公平に全人民に利益をもたらすことを絶えず促進して、教育の公平をもって社会の公平と正義を促進しなければならない」と指摘しました。具体策として習総書記は、「教育資源の配置を最適化し、区域、都市農村、学校間の格差を徐々に縮小させ、とりわけ旧革命地域、民族地域、辺境地域、貧困地域の基礎教育への投入を強化する必要がある。さらに貧困地域の学校運営経費を保障し、困難を抱える家庭の学生への助成体系を健全化させ、一人一人の子供が自分に自信を持ち、未来に希望を持てるようにしなければならない」と示しています。(CRI日本語/RYU、星)

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