習近平主席、加盟国へのワクチン提供を前向きに検討

【新華社北京11月17日】中国の習近平(しゅうきんぺい)国家主席は17日夜、テレビ会議形式で開かれた第12回新興5カ国(BRICS)首脳会議に北京から出席し、重要演説を行った。

習近平氏は次のように述べた。われわれは団結と協力を堅持し、力を合わせて新型コロナウイルスの試練を乗り越えるべきだ。中国企業はロシアとブラジルのパートナーと協力し、ワクチンの第3相臨床試験を実施しているが、南アフリカとインドとの協力も望んでいる。中国は「COVAXファシリティ」に参加しており、この枠組みを通じて各国、特に発展途上国とワクチンを分かち合う。われわれは、ワクチンを必要とするBRICS国家にそれを提供することを前向きに検討する。私はBRICS国家が伝統医薬に関するシンポジウムを開き、新型コロナ感染症の予防と治療における伝統医薬の効果を探り、世界の感染症防止の有力な武器とすることを提案する。

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