習近平総書記の2020年――あの温かな出会いの数々

新型コロナウイルスの影響によって、2020年は特別な年となりました。世界の人々が困難の中で戦い抜いた一年でした。ゆく年を見送り、くる年を迎えるこの年の瀬に際して、あの喜びと力を与えてくれた、特別で温かな瞬間を共に振り返りましょう。

春節を前に――親しみあふれる出会い

2020119日、春節(旧正月)を目前に控えたこの時期に、習近平総書記は雲南省騰冲市の和順古鎮を視察に訪れていました。そこに偶然出くわした観光客たちは、驚きながらも習総書記に声をかけます。この時のやりとりは、すぐにネットで話題をさらいました。

女性観光客「習おじさん!彭おばさん(彭麗媛夫人のこと)は?」

習総書記「来てないよ。もうすぐ年越しだからね、家で忙しくしているよ!」

習総書記は末端にまで目を向けて足を運び、民意に耳を傾け、誰に対しても祝福を送っています。この温かい出会いを通して、人々はこの最高指導者への親しみと穏やかさを間近に感じました。

コロナ禍の最前線で――心を温めた出会い

武漢市のロックダウンから47日目に当たる310日、習総書記は敢えて武漢に赴き、感染症の発生状況と対策状況を実地調査し、英雄たる武漢人民を鼓舞しました。

市内の東湖新城社区(コミュニティ)を訪れた習総書記を見て、自宅隔離をしていた住民たちは次々にバルコニーや窓から手を振って挨拶しました。習総書記もしきりに手を振り返して、慰問の意を表しました。この特別な時期の特別な出会いには、特別な温もりがありました。それは当時の武漢の人々にとって、かけがえのないひと時でした。

復興への願い――自信を取り戻させた出会い

コロナ禍の影響によって、2020年第1四半期の中国の国内総生産(GDP)は昨年同期を6.8%下回りました。中国にとってはGDPデータの公開を開始した1992年以来、初めてのマイナス成長です。経済をいかに立て直すか、そして国民の自信をいかに高めるか――それが、習総書記の地方視察の焦点の一つになりました。

422日夕方、陝西省西安市を視察していた習総書記は、大唐不夜城歩行街(歩行者天国)の利用客や店員と出会いました。

これについて、ある店の料理人は「習総書記の訪問は、私たちにとって奮い立たされるニュースだ。遠くないうちに、飲食業の回復はピークを迎えると信じられるようになった」と話しました。

そして今、コロナ禍の煽りで一時は静まり返っていた大唐不夜城歩行街は、再び賑やかさを取り戻しました。習総書記による繁華街の訪問が、最高指導層による産業復興の決意を示し、多くの人々に自信を取り戻させました。(CRI日本語)

 

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