中国共産党中央政治局は17日、「不敢腐、不能腐、不想腐(腐敗の結果を恐れ行わない、腐敗を不可能にする、腐敗を望まない)」の反腐敗闘争の推進について、第40回の集団学習を行いました。集団学習を主宰した中国共産党中央委員会の習近平総書記は、「反腐敗闘争は民心に関わる最大の政治問題であり、決して負けることのできない重大な政治闘争である。新しい情勢下で、我々は清廉な政治という党風の樹立と反腐敗闘争に対する認識を深め、反腐敗闘争という困難かつ長期にわたる戦いに、全面的に勝利しなければならない」と強調しました。
また、習総書記は集団学習で重要な談話を発表し、「果敢な自己革命は、党の百年の奮闘によって培われた鮮明な品格である。歴史のどの時期でも、党は党による厳格な管理を堅持してきた。新しい時代に入り、われわれは反腐敗闘争を推進するため、一連の新理念・新思想・新戦略を打ち出し、自己革命によって歴史のサイクルから抜け出す有効な方途を模索した。党はかつてない反腐敗・清廉政治による闘争を通じて、人民と一心同体となり、人民の心からの支持を受け、全党の高度な団結・統一を実現し、時代の先頭を走り、人民を率いて中華民族の偉大な復興を実現するという歴史的イニシアチブを勝ち取った」と語りました。
さらに、「第18回党大会以来、われわれは反腐敗闘争で著しい成果を収め、重要な経験を蓄積し、党員や幹部がその権力を公平に、法に従い、誠実に、人民のために使うように教育・指導した。反腐敗闘争は圧倒的な勝利を収め、全面的に強固なものとなった。しかし、情勢は依然として厳しく複雑である。腐敗の難治性と有害性を決して過小評価してはならず、反腐敗闘争を最後まで徹底的にやり遂げなければならない」と指摘しました。(非、MN)