現在位置: 文化
論議を呼ぶ 張家界景勝地の「ハレルヤ山」への改名

 

アメリカのSF超大作『アバター』は中国での公開後、全国各地でチケットが入手できないほどの高い人気を呼んでいる。また同時に、作品内に登場する「ハレルヤ・マウンテン」との関連で、湖南省張家界の観光ポイントが改名された現象は、国内で多くの論議を呼んでいる。

張家界は、中国の湖南省にあり、世界自然遺産の一つである。「南天一柱」は、風景区のなかの「三千奇峰」の一つである。その高さは海抜1074メートル、垂直高度は150メートル、頂きは植物におおわれ、峰の形は刀で削られたように独特であり、「乾坤柱」とも呼ばれている。『アバター』に登場する「ハレルヤ・マウンテン」は、キャメラマンのハンソンが張家界の「南天一柱」から景色をとっている。1月25日、張家界管理委員会は、「南天一柱」を「ハレルヤ山」に改名すると発表、「ハレルヤ・マウンテン」が中国に誕生した。

この決定が公表されると、すぐさま社会各界の広い論議を呼ぶおこした。少なくない人々が、それは短期的利益を追い求める無責任なドタバタ劇だと批判した。風景区の責任者は、ただ観光客の求めに従っただけである、と弁明した。ネット上では、多くのユーザーが1本の映画のために改名し、中国文化を犠牲にする必要はないとみなしている。ただし、一部のユーザーには、張家界の決定は、新しい創意であり、『アバター』の原型が張家界にあることを証明し、『アバター』が現地の観光産業を発展させる、としている。

『アバター』の公開後の人気ののち、張家界を訪れる観光客は増加し、改名事件についての論議はまだ続行中である。(文:張娜)

 

人民中国インターネット版 2010年2月2日

 

 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850