文・写真=高原
2010年9月6日夜、北京国際青年演劇祭が蜂巣劇場で開幕した。9月6日から26日までの間、35の国内外の演劇や3のクリエイティブ演劇コンサート、12の脚本朗読活動が相次いで公演され、演劇の愛好者にとっては、演劇に関する盛大な宴である。
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北京国際青年演劇祭のポスター |
演劇祭に参加する青年監督と記念撮影を撮る孟京輝氏(右1人目) |
著名な演劇監督の孟京輝氏が芸術総監を務める北京青年演劇祭は、2008年の創始以来、数多くの青年演劇人材に対し、その力を発揮するステージを提供している。これまで、すでに20人余りの優秀な青年演劇監督を紹介し、公演の範囲は、小劇場演劇、音楽演劇、伝統的な演劇、舞踏、マルチメディアなどに及ぶ。それは、北京ないし全国における最も活発な青年演劇祭となっている。
今年で第三回となった青年演劇祭は、初めて「国際青年演劇祭」の名を掲げ、ロシア、スペイン、ドイツ、韓国の優れた演目を招請した。そのほか、香港、台湾からの青年監督も青年演劇祭の舞台で自らの秀作を展示する。
演劇の新しい力となる北京国際青年演劇祭は、外国の演劇界にも注目されている。今年は、演劇界に名が轟くアヴィニョン演劇祭の国際部部長の迪迪埃・沙洛氏が特に演劇祭の関連イベントに参加するため北京にやってきた。彼は、アヴィニョン演劇祭と北京国際青年演劇祭が末永く交流関係を築き、中国演劇と世界演劇が互いに促進しあい、互いに理解しあうことを希望した。2011年、北京国際青年演劇祭からの優れた6演目がアヴィニョン演劇祭で公演される予定である。
人民中国インターネット版 2010年9月7日
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