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海派書画名家後裔来日交流

 

 開幕式での記念撮影の様子

 

 開幕式では、福田康夫・元内閣総理大臣によるあいさつが行われた

 

去る11月2日より4日間にわたり、東京中国文化センターで「上海海派著名書画家後裔誼会展」が開かれ、11月2日に行われた開幕式には、上海からこの会のために駆けつけた呉超・海上書画名家後裔聯誼会会長をはじめとする訪日団書画家や、共同主催者の郭同慶・東京芸術院院長など、在日の華人書画家の出品者が多数参列した。来賓には、郭燕・中国大使館公使、福田康夫・元内閣総理大臣、浜田和幸・参議院議員、高木聖雨・謙慎書道会理事長、書道文化研究者の西嶋慎一氏が祝辞を述べ、約60点の出品作を鑑賞した。

「海上書画名家後裔聯誼会」は19世紀後半に上海で活躍した書画家の任伯年、呉昌碩、王一亭、呉湖帆、劉海粟、王個簃、陸儼少、唐雲、蘇淵雷等の末{えい}裔による書画研究団体。2003年の設立以降数多くの展示を行い、近隣諸国との交流も行っており、今春に韓国で展示を行ったあと、今回の東京での交流展を実現した。訪日団長の呉超氏は呉昌碩のひ孫であり、聯誼会の運営に力を注いで来たメンバーの一人である。

共催の東京芸術院は、2012年に発足した在日華人の書画家達の芸術研究創作団体で、東京、上海、桂林などで交流展を行っている。郭同慶院長は「今後も書画の交流を通じ、自らを磨くと同時に中日の文化交流にも貢献していきたい」と抱負を述べた。(文・写真=山田慶太郎氏提供)

 

人民中国インターネット版 2015年11月9日

 

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