味わい深い貴州の風景:山岳地帯を走る「鈍行列車」

2018-01-16 13:31:26

 

貴州凱里の駅で、農産品を天秤棒で担ぎ、プラットホームを歩く「鈍行列車」の乗客(111日、撮影・呉吉斌)

プラットフォームで「鈍行列車」を待つ乗客(111日、撮影・呉吉斌)

貴州省貴陽市と黔東南ミャオ族トン族自治州、銅仁市の間を結ぶ緑色の車体の「鈍行列車」が、ゆっくりと、険しい峰々の間を走行していく。これは、貴陽市と玉屏トン族自治県の間を往復する5639号/5640号旅客列車だ。この列車は、山間の小さな駅に停車する。乗客が手にする大小さまざまな籠の中には、たくさんの野菜や果物が入っていおり、山岳鉄道交通における一種独特な味わいを醸し出している。新華社が伝えた。

5639号/5640号列車は、長年にわたり運行しており、最低乗車賃はわずか2元(約34円)。沿線住民たちが、野菜や果物を売買したり、町での所用を済ませるための、重要な交通手段となっている。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年1月15日

 

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