12の参加国がボキューズ・ドール国際料理コンクール・アジア太平洋エリア・トーナメントに選出

2018-04-25 14:24:00

 

 

 5月8日と9日に、ボキューズ・ドール国際料理コンクール・アジア太平洋エリア・トーナメントが広州で初開催される。12カ国からのコンクール参加者が会場となる広州白曇国際会議センターで一堂に会する。中国各地およびアジア太平洋地域からの観光客、料理人、グルメ愛好者がこの業界の盛会に注目している。


 1年間にわたる国家予選大会を経て、12の国がボキューズ・ドール国際料理コンクール・アジア太平洋エリア・トーナメントの参加国に選ばれた。オーストラリア、中国、インド、インドネシア、日本、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、韓国、スリランカ、タイ、ベトナムだ。そこから勝ち抜いた5人が2019年の決勝戦に出場する。


 グルメ都市と呼ばれる広州は、長い歴史を持つ豊かな料理文化で名を馳せている。特にグルメに対する熱い思いは、世界と現地の料理文化を結び付けるというボキューズ・ドール料理コンクールの初志に合致している。  

 
 ボキューズ・ドール国際料理コンクールは世界トップレベルのグルメ大会であり、「料理技術のオリンピック」と呼ばれる。このコンクールは、料理と料理人を対象とする大会として、31年の歴史があり、今では全世界に名を馳せる料理コンクールとなっている。次期のボキューズ・ドール国際料理コンクールは19年1月29日と30日にフランス・リヨン国際ホテル飲食業博覧会で開催される。五大陸から集まった料理人がそれぞれ所在地域のトーナメントを経て決勝戦に進出する。


 ボキューズ・ドール国際料理コンクールの歴史においては、2人のアジア太平洋地域からの参加者がその表彰台に登ったことがある。1989年にシンガポールのWilliam Wai氏が第3位を受賞。2013年には日本の浜田統之(Noriyuki Hamada)氏が第3位を受賞した。現在、浜田氏は日本代表チームの首席指導者を務めている。アジア太平洋地域からの参加者たちの素晴らしい技術は大いに期待されている。 

 

人民中国インターネット版  2018年4月

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