中国政府は今年から二十四節気の一つ「秋分」の日を「中国農民豊作節」とすると定めた。山東省滕州(とうしゅう)市の切り紙職人、邱婷(きゅう・てい)さんは23日の初の「中国農民豊作節」に備えて、巨大な切り紙作品を完成させた。2カ月以上かけて作り上げた同作品は長さ2018センチで、二十四節気それぞれの季節をテーマに農耕文化や民間風習などを表現し、農家の幸福や健康、豊作を共に祝うという思いが込められている。
17日、自宅で作品の細部について話し合う邱婷さん(右)と夫の邱瀚平(きゅう・かんへい)さん。(滕州=新華社配信/宋海存)
20日、山東省滕州市洪緒(こうしょ)鎮杜場(とじょう)村で村民に切り紙作品「中国農民豊作節」を披露する邱婷さん(左から3人目)。(滕州=新華社配信/宋海存)
20日、山東省滕州市実験小学校で広げた切り紙作品「中国農民豊作節」を児童と一緒に持つ邱婷さん(右側手前から2人目)。(滕州=新華社配信/孫中喆)
「新華網日本語版」 2018年9月24日