世襲されるホームドクターの「其木居曼巴」である丹松扎巴さん（写真左から2人目）が学生たちに薬浴に使用する薬草を見分ける方法を教える様子（写真提供・中国無形文化遺産保護センター）。

国連教育科学文化機関（ユネスコ）の第13回無形文化遺産保護条約政府間委員会が2018年11月26日から12月1日にかけてモーリシャスの首都ポートルイスで開かれている。現地時間11月28日午後、同委員会の審査を経て、中国が申請した「チベット医学薬浴療法―中国チベット族の生命健康と病気予防に関する知識と実践」が人類無形文化遺産に登録されることが決定した。

チベット医学薬浴療法に関する知識が記載されている「四部医典」を熟読するチベット医学院の学生たち（写真提供・中国無形文化遺産保護センター）。

曼唐（チベットの医学知識が描かれているタンカ）を使い、学生たちに「四部医典」に記載されているチベット医学薬浴療法に使用する薬草について教える曼巴索朗次仁氏。（写真提供・中国無形文化遺産保護センター）。

「人民網日本語版」2018年11月29日