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神舟7号乗組員が「宇宙酔い」に初めて漢方薬を持参

 

中国宇宙飛行士センターの責任者は、「宇宙酔い」を治療するため、「神舟7号」の乗組員が初めて漢方薬を持参し、飛行中に服用することを明らかにした。

外国の有人宇宙船の飛行士は、予定の軌道に入った72時間以後に船外に出るが、「神舟7号」の飛行時間は比較的短いため、打ち上げられた翌日に船外活動を行う。この時期はちょうど「宇宙酔い」が始まる頃だ。

「宇宙酔い」とは、宇宙飛行士が宇宙空間の無重力状態において引き起こす身体症状で、おもな症状は吐き気、おう吐、顔面蒼白、冷や汗、生つば、めまいなどだ。特におう吐は突然起こるのが特徴で、「宇宙酔い」は無重力状態にさらされた直後から数日以内に起こり、2日から3日で回復する。今までの宇宙飛行士の半数が、この宇宙病ともいえる「宇宙酔い」を経験しているようだ。

西洋医学では、「宇宙酔い」に対して無毒で副作用のない効果的な治療方法はない。それに対して体質改善を原則とする漢方薬は、保養などを通じて、宇宙飛行士の生理的メカニズムを向上させ、特殊な環境における飛行士の適応性や忍耐力を高めることができる。

「神舟5号」と「神舟6号」の乗組員は、宇宙飛行前に漢方薬を飲んだが、「神舟7号」の乗組員は、宇宙飛行中に「太空養心丸」という漢方薬を飲む。「太空養心丸」には10種類の漢方薬が入っており、心臓や血管の功能を高める。この薬は丸薬でオブラートに包まれており、飛行士たちは水に入れて、簡単に飲むことができるようになっている。

宇宙飛行士センター医療監督保険研究室の李勇枝博士は、「宇宙飛行医学分野における漢方薬の利用には、広大な前途が広がっている。西側諸国は中国の宇宙飛行医学に関心を持ち、ロシアなどヨーロッパ諸国も宇宙飛行医学分野での漢方薬の利用を試みている。ベルギー政府は優先的に資金を投入し、宇宙飛行専門家による漢方薬の研究を援助している」と話す。

 

「チャイナネット」2008年9月25日

 

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