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中国漫画「三国志」が日本や欧米に輸出

 

中国漫画界をリードする漫画家の陳維東氏と梁小竜氏が7年をかけて創作した、中国初のオリジナル漫画「四大名著」(「三国演義」「水滸伝」「西遊記」「紅楼夢」)が15日、安徽出版グループから出版された。

安徽出版グループの王亜非総裁によると、「三国演義」をはじめとする4冊の中国古典の漫画は全ページカラーで、古代戦場の説明や古代兵器の図録など、今までにはない新しい要素が随所に見られるという。

これらの漫画は、従来の映画やテレビドラマの「四大名著」とは違って原作を忠実に表現しており、歴史の重みを感じることが出来る。また人物の描き方などは中国画の要素や美意識を取り入れ、日本や米国の漫画とは全く異なるスタイルだ。

出版側によると、この漫画シリーズは2006年に英語、フランス語、日本語、韓国語に翻訳されて54万冊以上が売れ、他の多くの国でも出版権を販売しているという。国内での売り上げは少なくとも3万セットを見込んでいる。

 

 

「チャイナネット」 2009年4月16日

 

 

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