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開発区の新しい表情 |
近日、本社記者随行団は、天津経済技術開発区を取材し、同区の新たな発展の模様を目にした。天津経済技術開発区(英語表記を使った略称ではTEDAと表記され、中国語の略称は、その略称を音訳した“泰達”となる)は、1984年12月、中国政府が批准した14の国家クラスの開発区の一つである。当地の責任者によると、開発区の所在地は、もとは塩を含む一面の荒地で、25年間もの建設を経て、天津の重要な経済発展の牽引役の一つとなり、同時に、投資環境がもっとも優れた国家クラスの経済技術開発区となっている。
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天津経済技術開発区では、“生態の空母”となる理想がまさに実現されている |
1986年8月、鄧小平はTEDAの視察時、「開発区には大きな希望がある」と揮毫した |
2009年7月までに、TEDAには、すでに74の国家および地区からの海外資本の投資企業4682社が進出、累計投資金額511億米ドルが投資され、電子通信、自動車、生物製薬など9大主導産業が形成されている。世界的に有名な風力エネルギー企業、ヴェスタス社は、TEDAに投資し工場を設け、中国の輸出率のもっとも高い低温型風力発電機第一号はここで生産され、環境保護エネルギー産業の益々の成長は、TEDAの経済発展の重要なポイントとなっている。
北京~天津間の超高速列車の開通により、北京・天津経済圏の協力はさらに発展し、TEDAも休みない成長と発展が続く。(文・写真=楊振生)
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