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中日友好協会会長、中日互恵関係の発展を主張

中日友好協会の唐家璇会長は中南海で12日午後、四川大震災の救助活動に参加した日本国際緊急援助隊および医療チームと会見した。人民網が伝えた。

唐会長は初めに、代表団に対する温家宝首相からの歓迎の意を伝えた。唐会長は、専門的かつ効率の良い人道支援を高く評価し、「日本では昨年、東日本大震災が発生し、津波等の被害が重なった。中国政府と人民は、日本の苦しみを身をもって経験しており、さまざまな手段を通じて慰問の意を伝え、できる限り協力してきた。両国人民は深刻な自然災害を前にして助け合い、危機を乗り切った。これは中日友好の歴史において重要な出来事であり、両国関係の長期的な発展に向け貴重な精神的財産となるだろう。代表団各位は中国との縁を大切にし、中日友好事業への参加と促進を続けていって欲しい」と述べた。

唐会長はまた、「今年は中日国交正常化40周年、中日国民交流友好年だ。中日関係は全体的に見て発展を続けており、新たな発展のチャンスを迎えている。中日友好は、両国人民の根本的な利益と共同の希望に合致している。中日友好の歴史的な流れは、誰にも阻むことができない。中国は日本と共に、大勢に順応し、機会をつかみ、懸念を取り除き、中日の戦略的互恵関係の健康的かつ安定的な発展を、これからも共同推進していく」と語った。

日本国際緊急援助隊および医療チームの代表者である小泉崇氏、田尻和宏氏は、東日本大震災に対する慰問の意と援助に対して感謝を示し、「四川大震災の被災地を再訪し復興状況を視察したい。両国人民が手を携え努力すれば、自然災害に打ち勝ち、さまざまな困難を克服し、美しい故郷を再建することができると信じている」と述べた。

 

「人民網日本語版」2012年6月13日

 

 

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