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2012年中日交流博覧会開幕

 

馬島由佳子=文・写真

2012年中日交流博覧会が6日、北京の国家会議センターで開幕した。

中日の経済・文化・人的交流を含めた幅広い交流を通じて、両国の相互理解・友好・協力関係をさらに発展させるためのイベントで、中日両国の多様な文化・産業を展示している。

テープカットをする国家発展改革委員会マクロ経済研究院于小冬主任(左)、在中国日本国大使館経済部飯田博文参事官

在中国日本国大使館経済部飯田博文参事官は式辞で、「本博覧会では、日本の工業製品のみならず、観光、留学、食品、ポップカルチャーを展示することにより、中国の方に、さらに日本を深く理解してもらえるような工夫をしている。大勢の方にご来場いただき、日中間の交流促進に大きく寄与するイベントとなることを強く期待している」と述べた。

国家発展改革委員会マクロ経済研究院の于小冬主任は、「中国は日本最大の貿易パートナー。40年来両国の貿易取引額は、1972年の10.4億ドルから2011年度は3449億ドルまで急激に拡大している」など成果を述べ、中国国際貿易促進委員会の雷紅副巡視員は、「『新たな出会い、心の絆』というスローガンの下、両国では、政治、経済、文化、旅行、青少年などの様々な分野においてイべントが行われている。これらのイベントを通じ、両国国民間の交流と理解がさらに深まり、中日友好関係が健康的安定的に発展するものと信じている」とあいさつした。

東日本大震災復興支援回顧展

 実行委員でもある俳優の矢野浩二さん

本博覧会の実行委員でもある俳優の矢野浩二さんは、「芸術・文化面で、両国がさらなる理解を深めるために貢献し、お役に立てるよう、中国と日本のパイプとなるような活動をしていきたい。本博覧会が、中国・日本のより確かな友好の証として経済・民間交流のさらなる発展に寄与することを確信している」と語った。

矢野浩二さんのトークショーに日本の食品を使った調理実演、さらに日本製品の買い物や日本食も楽しめる中日交流博覧会の開催は9月9日まで。

醤油や味噌などの日本調味料も販売している

メイドカフェでは日本食を用意している

 

人民中国インターネット版 2012年9月6日

 

 

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