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「国際芸術水墨大展2012」開幕、在日華人が支援

 

両国国交正常化40周年を記念し、中日民間友好文化交流を促すべく、「国際芸術水墨大展2012」が23日、東京で盛大に開幕した。中日両国の水墨画家、水墨画講師・生徒らが加盟する「国際水墨芸術促進会」が主催、日本外務省、中国駐日本国大使館などから力強い支援を受け、今年で第10回を迎えた。ウェブサイト「日本新華僑報網」が伝えた。

同日午前、中日両国芸術界友人、在日華僑・華人ら300人が授賞式・祝賀会を兼ねた開幕式に出席した。程永華・中国駐日大使が祝電を寄せたほか、中国駐日本国大使館の趙平・文化処一等書記官、社団法人・日中協会の白西紳一郎・理事長らがテープカットした。

在日著名女流画家・里燕氏(国際水墨芸術促進会・常務理事、日本華僑華人文学芸術界聯合会・理事)が主催者側を代表し、「水墨画は東洋の優れた絵画芸術であり、独特の芸術的表現力を有する。今回の展覧会のテーマは両国文化、芸術愛好家のために展示・交流の機会を創造することであり、皆様の温かいご支援により、10周年の盛大な祭典が迎えられた」と謝意を述べた。

「公募型」絵画展の今回は、中日画家、講師、学生らの400点以上の作品が披露された。うち90点は中国国内から寄せられた。訪れた在日華人・張徳忠さんは、「早朝から2時間かけて駆けつけた。これほど多くの芸術家の精美な作品を堪能でき幸せ。中国の水墨画が非常に好きで、創作したこともある。会場内で志を同じくする多くの友人と知り合った。来年は自分の作品が出展できれば」と感想を語った。

受賞者には日本人母子も。母親の大西喬子さんは「7年前に娘と水墨画展覧会を見学した際、独特の表現力に深く引き込まれて、親子で里燕・先生の下で水墨画を学び始めた。描くほど中国芸術の博大な精神を感じ、また多くの華僑・華人の皆様と友人になった。きょうは多くの華人の友人が私たちのために駆けつけてくれた」と感激の面持ちだった。

 

「人民網日本語版」 2012年10月25日

 

 

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