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第30回全日本中国語スピーチコンテスト開催

受賞者たち来賓の記念写真。段躍中撮影

外山一成さんに賞状を授与する橋本副会長。段躍中撮影

「日本僑報」によると、日本中国友好協会が主催し、外務省、文部科学省、中国大使館、中国教育部、日中友好7団体などが後援する、第30回全日本中国語スピーチコンテスト全国大会が、1月13日東京文京区後楽園にある日中友好会館で出場者、関係者100人以上出席のもと開催された。

出場者は、全国各地区で予選を勝ち抜いた高校生・一般部門10名と大学生部門10名の20名が習い覚えた中国語を披露した。

さすがは代表として選抜された20名、実力伯仲の「高校生・一般の部門」では、中国残留孤児となった女性の3人の母の話から、還暦を過ぎた妻に時折みられる母の強さについて発表した茨城県代表の深田嘉男さんの作品「母」が、大学生部門では当初就職に有利になればとの理由から選んだ中国語が、日中両国の誤解をなくし、相互理解を深め、良好な日中関係を築く上で重要な役割を果たす言葉について発表した東京都代表の東京外語大生外山一成さんの作品「ことばの魅力」がそれぞれ1等賞に選ばれた。

深田嘉男さんに賞状を授与する橋本副会長。段躍中撮影

日本中国友好協会副会長橋本逸男氏は、表彰式で受賞者をはじめ、出場者、中国語勉強している日本人に対して、「日中友好の架け橋」となるように応援のメッセージを送った。

わずか二年間の中国語を勉強して全日本一番になった外山一成さんは、記者に中国人先生を介紹し、二年間の教えに感謝する場面はとても感動的だった。東京外語大で中国語を教えている中国人の全民先生は、学生達の受賞を喜び、一層指導する決意を述べた。(岩楯嘉之・NPO日中交流支援機構事務局長)

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月17日

 

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