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訪日団の中学生、東京の中学生と交流イベント

北京師範大学励耘実験学校の中学生32人と引率教員6人は16日、東京の西台中学で行われた友好交流イベントに出席した。訪日団の生徒たちは同日、西台中学校を訪問し、吹奏楽部の演奏を鑑賞したほか、バレーボールの試合を行った。「人民網」が伝えた。

北京市人民対外友好協会と東京都日中友好協会の共同主催によるこの中日青少年交流イベントは、両国青少年の相互理解を促進することを趣旨に、両校の学生がお互いに訪問し合う形で、1988年からこれまで21回行われている。このうち中国青少年が訪日するのは、今回で11回目となる。東京のほかにも、今回の訪日団は京都、大阪、箱根などにも赴き、現地で見学を行う予定だ。

16日に行われた交流イベントでは、訪日した生徒たちはまず西台中学校の教室や体育館、職員室などを見学した。西台中学校の教員は訪日団の生徒たちが興味を持つような授業や課外活動などを準備し、丁寧に紹介した。その後、行われた歓迎会では、中日両校の教員・学生の代表らがそれぞれあいさつを行った。

日本側の学生を代表して、西台中学校3年生の大石さんが歓迎会であいさつを行い、西台中学校の特色について紹介した。大石さんによると、西台中学校は人や物事に対する礼儀に非常に厳しく、入学すると同時に、大きな声であいさつすることを学ぶのだという。また、生徒会長の大石さんは自分自身の「リーダーとしての心得」をほかの学生たちと分かち合った。大石さんは「イベントや行事を行う際に同じ生徒である自分がほかのクラスメートたちをまとめていくことは非常に難しいことだが、だからこそやりがいがある」とし、「交流イベントを通してお互いに理解し合い、相手のいいところを学びたい」と語った。

励耘実験学校の生徒代表2人も中国語と英語の2カ国語で自分たちの思いを語った。生徒代表はまず西台中学校の教員と生徒たちが非常に温かく迎えてくれたことに対し感謝の意を表し、同時に日本の中学生たちと交流できる機会を持てたことについて大変うれしく思っていることを述べた後、「日本の学生がどのような生活や勉強を行っているかを理解し、日本の伝統文化を学びたい」と語った。

歓迎会が終った後、西台中学校吹奏楽部の生徒たちは訪日団のために練習曲を演奏し、その後両校の生徒たちはバレーボールの試合を行った。試合後、生徒たちはサインをしたり、バレーボールを使ったゲームをしたりなどして交流を深めた。

 

 

「人民網日本語版」2013年7月18日

 

 

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