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日本の政治家が中日関係について語るシンポジウム

 

 

9月27日、東京で「日中関係の改善を目指して」と題した孔子学院10周年記念のシンポジウムが開催され150人が参加した。主催は工学院大学孔子学院で、共催は早稲田大学孔子学院と桜美林大学孔子学院。

今回のシンポジウムは日本の政治家を集め、どうしたら両国関係の改善を実現できるか、本音の議論を展開する目的で開かれた。

第1部では、元自民党幹事長・内閣官房長官の野中広務氏が「アジアの安定・平和と日中関係」と題した講演を行った。

野中氏は講演の中で「今年11月に北京で開かれるAPECにおいて、日中首脳会談が開かれることが望ましいが、今の状況からして、楽観は許されない。今の日中関係の悪化は、主として日本側に原因がある」と述べた。

第2部のパネルディスカッションは「日中の関係改善を目指して」と題し、未来の党代表の阿部知子衆議院議員、公明党の伊佐進一衆議院議員、維新の党の川田龍平参議院議員、民主党の小西洋之参議院議員の4名の国会議員が参加。司会は、元自民党衆議院議員で、文部科学大臣をつとめた鈴木恒夫氏。2時間にわたり中日関係に関する真剣な討論が繰り広げられた。

 

人民中国インターネット版 2014年10月14日

 

 

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