スパルタの勇者に扮して広州猟徳大橋を走る2人の参加者。

広汽トヨタ広州マラソン2014が23日午前、広東省広州市花城広場でスタートし、40以上の国・地域から2万人以上の選手が参加し、美しい広州の風景を楽しんだ。

激しい競い合いの末、エチオピアから参加した3人の選手が上位3位までに入賞した。女子の上位3位はケニアの選手1人とエチオピアの選手2人が入賞した。男子の優勝者のタイムは昨年より1分以上遅れたが、女子の優勝者の成績は逆に8分向上した。羊城晩報が伝えた。

広州マラソン2014は午前8時5分にスタートした。元気一杯の参加者の中には、工夫を凝らしたコスプレ姿の参加者も多く、中国古代の読書人やバッドマンなどに扮した姿が見られた。楽しそうに走る参加者に、見守る人からも大きな声援が送られ、花城広場は大きな歓声に包まれた。

組織委員会によると、広州でマラソン大会を行うことの意義は大きく、都市の国際的影響力や知名度の向上だけでなく、国民全体の健康づくりやスポーツを発展させる上でも役立つ。マラソン大会開催は都市発展の転換・アップグレードのための戦略的チャンスであり、また世界に広州のよいイメージを発信するチャンスで、世界に対して中国や広東、広州の経済・社会の発展の成果を示すためのよい舞台でもある。（編集YH）

「人民網日本語版」2014年11月25日