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北京の「第5回公衆トイレ革命」 女性トイレのブース増加へ

 

公衆トイレは都市の近代化のシンボルであり、市民の民度を示す場所でもある。北京市政市容管理委員会はこのほど、第13次五カ年計画(2016‐20年)期間に、北京市は、「第5回公衆トイレ革命」を行うことを表明。清潔さとサービスを向上させるため、公衆トイレの新たな建設基準も発表する。新華社が報じた。

同委員会環境衛生課の季揚さんによると、新たな「北京市公衆トイレ建設基準」は10月に発表される予定。公衆トイレの面積が広くなるほか、ブースの数も増加し、消臭のための通風が強化される。また、子供用の便器やバリアフリートイレなども設置される計画。新設、または改築される公衆トイレは、換気装置が設置され、トイレ内の気温が冬は12度以上、夏は30度以下になるよう調節される。

観光スポットやショッピングセンターなどの女性用トイレには、長蛇の列ができることがあるため、新基準では、女性のほうが使用時間が長いことや、現地の男女の使用状況などを考慮に入れ、それぞれのブース数を決定することになる。

新基準では、小さな子供や高齢者を連れた利用者のための男女共用トイレ「誰でもトイレ」の面積について、6平方メートル以上と規定される。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年4月26日

 

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