中国の旅行予約サイト途牛旅遊網は25日、「2016上半期中国オンライン海外旅行観光リポート」を発表した。海外旅行者数の年齢別で、「80後（1980年代生まれ）」が主力となったほか、「90後（1990年代生まれ）」が前年同期に比べ400％近く増加した。

途牛旅遊網のユーザー調査結果によると、海外旅行者の主目的は68％がレジャー観光、56％が心身のリラックス、38％が見識の拡大となった。

今年上半期に海外旅行を選んだユーザーを年齢別にみると、26－35歳の「80後」が目立つ存在となり、全体に占める割合は35％に達した。18－25歳の「90後」は前年同期比で400％近く大幅増えた。その他に18歳以下と56歳以上の海外旅行者数はそれぞれ前年同期比で246％増、173％増となり、子どもと親に海外を見るチャンスを作りあげたいと考えるユーザーが増えた。

ユーザーの居住地別で、途牛旅遊網の海外旅行者トップ10は順に上海市、北京市、南京市、天津市、杭州市、広州市、深圳市、成都市、武漢市、蘇州市となり、うち広州市の海外旅行者数は前年同期比74％増で、伸び率が最大だった。

海外旅行の期間については4－6日間が最も多く全体の58％を占めた。次が7－10日間の26％。半数以上の旅行者が正月休みを利用した。行き先ではアジア周辺国・地域が引き続き最多となった。

チャイナネットより2016年7月26日