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習近平主席がアウンサンスーチー氏と会談 そのメッセージは

 

■新情勢下の中国とミャンマーの情誼をいかに堅固にするか

 

中国とミャンマーの間の特別な情誼を、新たな情勢下でいかに堅固にし、深化するか。習主席は3つのレベルについて語った。

――政治的先導の強化

中国側はミャンマー側とハイレベルの接触と各レベルの人的往来を継続し、意思疎通を強化し、相互信頼を増進することを望んでいる。

――発展戦略の連結

中国側はミャンマー側が「一帯一路」(the belt and road)イニシアティブを支持していることを称賛する。ミャンマー側と共に関連するコネクティビティ事業を推進し、現有の大型事業の安全な運営を確保し、エネルギー、金融など重要分野の協力を積極的に推し進め、両国の産業協力が一層の成果を挙げるよう後押ししたい。

中国とミャンマーの協力は今後農業、水利、教育、医療など民生に直接恩恵をもたらす分野に重点を置き、より多くの民衆が利益を得られるようにする必要がある。中国側はミャンマー側と文化、メディア、仏教など人的・文化的分野での交流を拡大し、両国の友好を支える民意の基礎を一層固めることも望んでいる。

各界が共に注視するミャンマー平和プロセスと中国・ミャンマー国境情勢についても、習主席は「中国側は引き続きミャンマー平和プロセスの推進に建設的役割を発揮し、中国・ミャンマー国境の平和・安定維持にも共に努力したい」と明確に表明した。

習主席のこうした姿勢表明からは、中国がミャンマーとの包括的・戦略的協力パートナーシップの発展に対してすでに全面的かつ実行可能な計画を持っていることが見てとれる。政治的先導、実務協力、人的・文化的交流は、両国の情誼を大いに発揚する意欲と自信を体現している。

アウンサンスーチー氏はこれに非常に賛同。中国側と共に努力して、両国のハイレベル交流を緊密化し、両国民の友情を深化し、各分野の互恵協力を強化したい考えを表明した。また「中国側と共に努力して両国国境地帯の安定を維持したい。近隣国との友好関係に影響を与える事態が生じることは認めない」と明確に表明した。

北京で行なわれる今回の重要な会談は、中国・ミャンマー関係をさらに素晴らしい明日へと後押しするものと信じる。

 

人民網日本語版より2016年8月22日

 

 

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