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新疆にスキージャンプ訓練センターを建設へ

 

シルクロード国際スキー場視察団一行が8月1日、山形蔵王温泉スキー場で日本の著名デザイナーの島野敏幸氏と面会し、中国初の国際スキー連盟認定のスキージャンプ台の設計について話し合った。

山形蔵王温泉スキー場は日本で最も早くできたジャンプ台の1つで、2016年に年中利用可能な訓練場になった。日本一の難度を誇る95メートルのジャンプ台は島野敏幸氏が設計した。シルクロード国際スキー場の李建宏会長は、「スキージャンプは欧州が起源だが、日本は世界の強国よりレベルが高く、このような訓練場が全国各地に40カ所ある。このような訓練施設があり、苦しい訓練を受けて好成績を収めている。ジャンプ台の面で日本には手本にすべき部分が多くある」と述べた。

日本には国際スキー連盟認定のジャンプ台が8本あり、その半数以上が島野敏幸氏の設計である。新疆シルクロード国際スキー場は中国のジャンプ台の設計に島野敏幸氏を招いた。島野敏幸氏は、「中国が国際大会を開催する機会は増えていくだろう。国際大会が開催できるように、年中利用できる訓練場にする必要がある」と述べた。

2022年冬季オリンピックは中国で開催され、スキー種目の会場建設の計画が進んでいる。李建宏氏は、年内に75メートル以下のジャンプ台を5本建設する計画だと明かした。また、「スキージャンプは中国ではほぼ空白の状態で、3年かけて山頂にあるアジアで最もシンプルなジャンプ訓練センターを最高クラスのものにする必要がある。年中訓練できる場所にする」と話した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年8月12日

 

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