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「感知日本」作文コンクール入賞者、訪日旅行へ

 

文・写真=王漢平

人民中国雑誌社、日本科学協会および中国青年報社の共同主催による「2010年笹川杯“感知日本”作文コンクール」の入賞者は2月15日から22日、日本を訪問した。

大島美恵子・日本科学協会会長とともに

東京では、訪日団一行は、笹川陽平・日本財団会長および、大島美恵子・日本科学協会会長を訪問し、早稲田大学国際教養学部の学生と交流し、東京湾岸の有明清掃工場、国会議事堂(参議院)、パナソニックセンター東京などを見学し、ホテルオークラにて茶道を体験した。沖縄では、宜保晴毅・豊見城市長が孔子の「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」の横断幕をひろげて歓迎した。一行は、琉球村、首里城およびひめゆり平和祈念資料館を見学した。また最後の関西では、京都の金閣寺、清水寺、奈良の東大寺、唐招提寺などを見学し、日本の伝統文化および悠久の中日交流史をさらに深く体験した。

熱心に訪日団の一行を迎える沖縄県豊見城市長

日本科学協会の心を込めた組織的準備のもと、訪日団の中国の若者たちは、8日間という短い時間に、日本の政治、経済、文化、社会生活など多方面の内容を体験し、日本に対し、さらに直感的な認識を得、また日本の若者たちへの理解と友情を深めた。笹川陽平会長は、訪日団との面談のなかで、中日両国は隣人だが、相互の理解はじゅうぶんとはいえず、絶え間ない交流の強化が必要である、と語った。“感知日本”作文コンクールは、両国の若者の交流を強化する、一つの非常に良い方式である。

 

 

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