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「楊貴妃の祭典」で中日交流を促進

 

 

楊貴妃が逃亡時に山口県長門市油谷向津具へ流れ着き、そこで一生を終えたという伝説を基にした「楊貴妃炎の祭典」が10月13日に山口県長門市で開催された。九州大学、福岡大学、九州産業大学、久留米大学、山口大学など現地付近の大学に留学している中国人留学生や北九州市立大学の中国語言文化研究会に属する日本人学生100人余りがこの祭典に参加した。

 

中日両国大学生の記念撮影

 

長門市の大西倉雄市長は開幕時のあいさつで、当市で継承されてきた楊貴妃の伝説によって中日両国民の友好交流を促進したいと表明した。

祭典では、地元市民による伝統舞踊や太鼓演奏、唐玄宗と楊貴妃のロマンスをテーマにしたミュージカル、北九州市立大学の学生たちによる「楊貴妃物語」の中国語ナレーション、そして中国人留学生たちによる箏や二胡の演奏、新疆舞踊などが披露された。

 

「楊貴妃物語」の中国語ナレーション

新疆舞踊

 

また、この祭典で最も大切な儀式である「火渡り」では、桧葉に覆われたやぐらが燃え盛る中、剣や弓矢を手にした山伏たちが楊貴妃問答を繰り広げ、家内安全や無病息災、中日友好などを祈願し、そして山伏たちや来場者たちが炎の中をくぐり、この儀式の最高潮を向かえた。

 

火渡りの儀式

 

「楊貴妃炎の祭典」は2011年に再開され、今年で3回目を迎える。今回の祭典では中華人民共和国駐福岡総領事館の後援および日本「五星奨」中国教育推進会の協賛を受けることができ、「五星奨」の宋健華会長、馬鳳如前会長、葉言材幹事長もこの祭典に出席した。

 

 人民中国インターネット版 2013年10月16日

 

 

 

 

 

 

 

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