文・写真＝孫雅甜

鏡開き式

日中関係が冷え込む中、北京の日本大使館で1月11日、日中両国の若者が共に新成人の門出を祝福する「2014日中友好成人式」が開かれた。今年で4回目となる合同成人式は、両国の若者による交流の促進を目的に日本人留学生の団体が開催したもので、両国の学生およそ200人が出席した。

あいさつする木寺昌人大使	俳優の矢野浩二さん

式典では、木寺昌人在中国日本国特命全権大使が、「新成人の皆さんが、日本の未来と中国の未来を担っている。日中関係は厳しい状況にあるが、お互いに良き友となるのはとても大切だ」とエールを送り、新成人の門出を祝った。その後、日本人留学生と中国人の大学生によるダンスや書き初めが披露され、最後に北京在住の中国人おなじみの日本人俳優、矢野浩二さんが登場し、メッセージを送った。

書初めを披露している中日の学生ら

未来の自分へメッセージを

日本人留学生は「このような成人式を通じて、日本と中国の関係がもっと良くなってほしい」と語った。中国人大学生は「わたしたちの民間交流は、政治的な影響を極力受けるべきではない」と話した。

人民中国インターネット版　2014年1月13日