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九州で中国語を勉強中の学生 北京の老人ホームを訪問交流

 

編集=王衆一 写真提供=中国語教育推進会

 

『送別』を中国語で披露する学生たち

 

中国語スピーチコンテスト「五星奨」を受賞した九州の学生らが3月、北京を訪問し、中国理解を深めた。

「五星奨」は中国語教育推進会が主催する中国語スピーチコンテストで、その名前は漢代の絹織物に織り込まれた「五星出東方利中国(五星、東方より出で、中国に利あり)」という縁起の良い字句に由来する。20数年来、中国理解に意欲的な多くの九州の大学生がこのコンテストに参加してきた。今回訪中した「遊学団」のメンバーの大多数がスピーチコンテストの受賞者で、全員自費で訪中した。円安の損失をうめあわせるために、「五星奨」中国語教育推進会の教師たちが、訪中費用の一部をカンパした。

 

老人ホームの高齢者たちの部屋を見学する学生たち 習近平国家主席が視察に来た時の動画を見る学生たち

 

今年も北九州市立大学と西南学院大学の学生による「2014年日本五星奨遊学団」が中国を訪問し、北京滞在中、学生たちは3月19日午前、北京西四環路近くにある四季青老人ホームを見学し、高齢者たちと交流した。交流の際、景捷賢さん(83)は、彼の父親は1937年の忻口会戦で日本侵略軍の銃撃によって戦死したと語った。遊学団の団員たちは、景捷賢さんのような日本軍による中国侵略戦争を経験した人は、日本人来訪者を歓迎するはずがないと思っていたが、思いがけないことに、中国の高齢者たちは日本の若者たちに対し、親切で友好的だった。景捷賢さんは中日両国の間で再び戦争を起こさないようと願い、両国民はずっと友好関係を続けて行くべきだと繰り返し語った。深く感動した学生たちは中国語で『甜蜜蜜』『送別』などの古典的な歌曲を歌い、高齢者たちに喜ばれ、交流の雰囲気は大いに盛り上がった。

 

『甜蜜蜜』を中国語で披露する学生たち

 

学生たちを連れて老人ホームを訪問した理由について、北九州市立大学の教師で中国語教育推進会の創立者の一人、葉言材幹事長は、「高齢化は現在、中日両国がともに直面している問題で、日本の大学生も中国の高齢者介護の現状や介護問題の解決について知りたいと思っているので選択しました。これも、中国を全面的に理解するための社会勉強の一環です」と紹介した。

 

高齢者たちとの記念写真 四季青老人ホームの前で記念撮影をした学生たち

 

遊学団は、老人ホームのほか、北京の盧溝橋や抗日戦争記念館を見学し、万里の長城、円明園、頤和園などの名所を見物した。北京の交流活動が終了した後、さらに西安、上海などに赴き、交流活動を続けるという。同イベントは北京市民間組織国際交流協会の協賛で行われた。

 

四季青老人ホームの劉中麗院長(左から5人目)との記念写真

 

 

人民中国インターネット版 2014年3月21日

 

 

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